隣の殺人鬼




青木さんにデスクまで案内して貰い、そのまま一緒に社員食堂に向かう。



「あの・・青木主任。」


「はい。」


「失礼を承知でお伺いしたいことがあるのですが・・。」


「なに?」


「青木主任はおいくつでいらっしゃいますか?」


「・・・・フフッ。どんな事かと思ったら本当に失礼な事だったね。」


「すみません。」


「冗談よ。36歳です。」


「・・・・・・36!?」



嘘だ!う・・う・・嘘だ!!
あり得ない!





「冗談はやめてくださいよ。」


青木さんは手に持っていた財布から免許証を取りだして俺に渡してきた。



「ね?」


「・・・・ホントだ・・。」


「鳥越君はいくつ?」


「・・24です。」


「じゃあ私と一回り違うんだね。」



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