隣の殺人鬼
――――――
「えーでは、鳥越君という新たな仲間を迎え入れた事を祝して、カンパーイ!」
「カンパーイ!」
歓迎会には、俺が配属された営製管理部1課だけでなく、2課の人達も集まってくれた。
課は分かれているけど横の繋がりもしっかりしているようだし、さすが銅収堂の核を担う部署だけあるな。
「青木さん、一杯どうぞ。」
「あ、青木さんだし巻き卵、良かったら。」
「青木さん聞いてくださいよ~。」
・・・・・一応・・俺の歓迎会だよな・・?
対角線上に座る青木さんの周りには大勢の人達が群がっていた。
青木さんと一緒に飲める機会ということで、ここぞとばかりにみんな張り切ってるみたいだな・・。