隣の殺人鬼






―――――― 


16時になり、松岡主任と製造部のフロアへと向かう。


製造現場はたくさんの人と設備で溢れていた。


端の方では検査員が製品を一つずつ視認している。



フロアの端に小さく構える事務所に入ると、

いかにも現場の叩き上げでキャリアを積んできたと思われる、

風格のある人物が俺達を待ち構えていた。



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