罪と恋
一、始まり
昔々、ある村では奇跡の力を持つという巫女がいました。


巫女の奇跡の力は、主に戦場などで使われ、
〝少女なのに、その力はこの世で誰も敵わない〟と言われる程でした。


少女の力は〝瞳〟


目が合った者を逃げるまもなく死に追いやる


どんな力かは死んだ者にしか分からない。


少女の瞳はとても綺麗な金色


肌は雪のように白く


唇は実のように赤い


白銀の髪をたなびかせ誰をおも魅了する。


その少女の名は〝白菊 清里〟(シラギク キヨサト)


愛称は清里姫


最後は愛人の住む村で幸せに息をひきとったといいます。


それが後の〔清里村〕
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