只今上司がデレデレちゅぅ!!〜溺愛上司に愛されて〜
三日後、悠哉は秘書課でソワソワして落ち着きがなかった。
「社長、紅茶でもどうですか?」
美羽が悠哉に話しかける。
「う、うん。後でいただくよ」
悠哉の顔色は真っ青で今にも吐血しそうな感じがした。
秘書課の窓から黒い車が見えて悠哉はロビーに向かった。
「大丈夫でしょうか、社長」
「社長よりも柊木さんが大丈夫ですか」
「何でですか?」
「美羽、貴方社長と付き合っているのよね?恋人の両親に会うということは…」
美羽は何かに気づいたような顔をする。
やっとか…と桃歌と響輝は同時にため息をつく。
「でも、いつものようにしていれば大丈夫な気がします。いきなり取り繕ったって意味がないですから…」
美羽はにっこり笑ってデスクについた。
((強いな…この子))
桃歌と響輝の息が段々と合ってきていた。
悠哉と会長ご夫妻は社長室に行き、内線で悠哉は美羽を呼んだ。
「しかし、楽しみだね母さん」
「そうですわね、貴方」
とても仲睦まじい会長ご夫妻。
「何が楽しみなんですか?」
「そりゃ、息子の嫁さ。この会社にいるんだろう?」
「…いますけど」
「大事な息子のお嫁さんになる方ですもの、一目見なくては」
悠哉の母親は目を輝かせる。
三人で話しているとノックが聞こえた。
「どーぞ、お入りください」
社長でも会長でもなく、悠哉の母親が応答した。
「失礼いたします」
美羽はいつものように中に入る。
「ああ、美羽」
悠哉は安心したように美羽に駆け寄り両親の前で言った。
「父さん、母さん。この人が今結婚前提でお付き合いしている柊木美羽さんです」
「初めまして。柊木美羽と申します」
美羽はゆっくりとお辞儀をする。
「「…」」
会長ご夫妻は美羽を見て唖然としていた。
「社長、紅茶でもどうですか?」
美羽が悠哉に話しかける。
「う、うん。後でいただくよ」
悠哉の顔色は真っ青で今にも吐血しそうな感じがした。
秘書課の窓から黒い車が見えて悠哉はロビーに向かった。
「大丈夫でしょうか、社長」
「社長よりも柊木さんが大丈夫ですか」
「何でですか?」
「美羽、貴方社長と付き合っているのよね?恋人の両親に会うということは…」
美羽は何かに気づいたような顔をする。
やっとか…と桃歌と響輝は同時にため息をつく。
「でも、いつものようにしていれば大丈夫な気がします。いきなり取り繕ったって意味がないですから…」
美羽はにっこり笑ってデスクについた。
((強いな…この子))
桃歌と響輝の息が段々と合ってきていた。
悠哉と会長ご夫妻は社長室に行き、内線で悠哉は美羽を呼んだ。
「しかし、楽しみだね母さん」
「そうですわね、貴方」
とても仲睦まじい会長ご夫妻。
「何が楽しみなんですか?」
「そりゃ、息子の嫁さ。この会社にいるんだろう?」
「…いますけど」
「大事な息子のお嫁さんになる方ですもの、一目見なくては」
悠哉の母親は目を輝かせる。
三人で話しているとノックが聞こえた。
「どーぞ、お入りください」
社長でも会長でもなく、悠哉の母親が応答した。
「失礼いたします」
美羽はいつものように中に入る。
「ああ、美羽」
悠哉は安心したように美羽に駆け寄り両親の前で言った。
「父さん、母さん。この人が今結婚前提でお付き合いしている柊木美羽さんです」
「初めまして。柊木美羽と申します」
美羽はゆっくりとお辞儀をする。
「「…」」
会長ご夫妻は美羽を見て唖然としていた。