只今上司がデレデレちゅぅ!!〜溺愛上司に愛されて〜
楽しいこと、やりたいこと
美羽は悩んでいた。
退職するかどうか…。
「…じゃあ、寿退社?するの、美羽」
「…どうしようか悩んでる」
ある休日、美羽は桃歌に相談していた。
「何で悩んでいるのかさっぱり」
桃歌は茶化して見せるが、美羽から浮かない顔は消えない。
「私はね、桃歌」
「うん?」
「やめるとかやめないとかそんなんじゃなくて…」
「うん…」
美羽はお茶を一口飲んで言った。
「会社を辞めない理由より、辞める理由の方が多いの」
「…ん?辞める理由?」
「うん、今の会社って私の趣味の切欠になったところでしょ?今もまだその…レポート書いているのは続けてて」
桃歌は何かに疑問を持ったのか美羽に聞いた。
「美羽は働くよりもそっちのほうがいいの?」
「…微妙、でも仕事を理由に自由がないとは言いたくないの」
「ふむ…」
美羽が纏う空気が段々と重くなる。
「でもさ、美羽。最終的に決めるのは美羽だよ。自分が本当にやりたいことを選びなよ」
桃歌と別れて美羽は一人、公園のベンチに座っていた。
「やりたいこと…」
レポートは完成させたい。
仕事も充実していて、楽しい…。
「どっちも、選べたらいいのに…」
美羽は小さく呟いた。
退職するかどうか…。
「…じゃあ、寿退社?するの、美羽」
「…どうしようか悩んでる」
ある休日、美羽は桃歌に相談していた。
「何で悩んでいるのかさっぱり」
桃歌は茶化して見せるが、美羽から浮かない顔は消えない。
「私はね、桃歌」
「うん?」
「やめるとかやめないとかそんなんじゃなくて…」
「うん…」
美羽はお茶を一口飲んで言った。
「会社を辞めない理由より、辞める理由の方が多いの」
「…ん?辞める理由?」
「うん、今の会社って私の趣味の切欠になったところでしょ?今もまだその…レポート書いているのは続けてて」
桃歌は何かに疑問を持ったのか美羽に聞いた。
「美羽は働くよりもそっちのほうがいいの?」
「…微妙、でも仕事を理由に自由がないとは言いたくないの」
「ふむ…」
美羽が纏う空気が段々と重くなる。
「でもさ、美羽。最終的に決めるのは美羽だよ。自分が本当にやりたいことを選びなよ」
桃歌と別れて美羽は一人、公園のベンチに座っていた。
「やりたいこと…」
レポートは完成させたい。
仕事も充実していて、楽しい…。
「どっちも、選べたらいいのに…」
美羽は小さく呟いた。