只今上司がデレデレちゅぅ!!〜溺愛上司に愛されて〜
最終章
驚きと不安
美羽はある日、自分の元に届いた手紙に驚いていた。
「ん?美羽、どうかしたか」
マグカップを2つ持って悠哉が美羽の隣に座る。
美羽は悠哉の声でハッと我に返った。
「あ、悠哉さん」
「何見てたの?」
「これなんですが…」
美羽は自分宛ての手紙を悠哉に見せる。
「これって美羽がお世話になったっていう教授?」
「はい、そうです」
「それがどうかしたの?」
美羽は悠哉から自分のマグカップを受け取り、コーヒーを一口飲んだ。
「教授が私の書いたレポートをどこかの研究所に送ったみたいで」
手紙には教授からこう書かれていた。
『柊木さんへ
柊木さんから見せてもらったレポートなんですが、
私の知り合いがそれを読んでしまって君の探求心や観察眼に興味を持ってしまったみたいで
君を研究所の方へ招待したいみたいなんだ。
返事は待ってくれと言ったけど、近々また大学の方に来るようで
そこで返事が聞きたいと。
柊木さんの時間が空いた時、一旦大学に来てください。 敬具』
「なるほど…」
「私は趣味でやっていたので…」
「でも、興味はあるんだろう?」
「うっ…、はい」
悠哉は読んだ手紙を美羽に返す。
「一度行ってみればいい、不安なら俺もついて行く。その教授の知り合いの話を聞いてからでも遅くはないだろう」
悠哉にそう言われても、美羽のモヤモヤは晴れなかった。
「ん?美羽、どうかしたか」
マグカップを2つ持って悠哉が美羽の隣に座る。
美羽は悠哉の声でハッと我に返った。
「あ、悠哉さん」
「何見てたの?」
「これなんですが…」
美羽は自分宛ての手紙を悠哉に見せる。
「これって美羽がお世話になったっていう教授?」
「はい、そうです」
「それがどうかしたの?」
美羽は悠哉から自分のマグカップを受け取り、コーヒーを一口飲んだ。
「教授が私の書いたレポートをどこかの研究所に送ったみたいで」
手紙には教授からこう書かれていた。
『柊木さんへ
柊木さんから見せてもらったレポートなんですが、
私の知り合いがそれを読んでしまって君の探求心や観察眼に興味を持ってしまったみたいで
君を研究所の方へ招待したいみたいなんだ。
返事は待ってくれと言ったけど、近々また大学の方に来るようで
そこで返事が聞きたいと。
柊木さんの時間が空いた時、一旦大学に来てください。 敬具』
「なるほど…」
「私は趣味でやっていたので…」
「でも、興味はあるんだろう?」
「うっ…、はい」
悠哉は読んだ手紙を美羽に返す。
「一度行ってみればいい、不安なら俺もついて行く。その教授の知り合いの話を聞いてからでも遅くはないだろう」
悠哉にそう言われても、美羽のモヤモヤは晴れなかった。