いじめから救ってくれた捨て猫
僕は、できる限り遠くへ泣きながら捨てに行きました。

「にゃー、にゃー」

子猫は鳴いています。

僕も悲しくて泣きます。









ダンボール箱の中には

「こねこを、ひろってください」

と書いた紙を一緒に入れておきました。


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