秘密のLove Home

「羽香葉ーおーい」


「え、あ、ごめん」


「もしかして優弥くんのことどう思ってるのか考えてたとか!」


「え、あ、う、うん…」


「で!どうだったの??」


「わ、私、優弥くんのこと好きみたい」


「やっぱり!!私が柳くんの友達の鶴城くんって言おうとした時そうとうあせってたもん!」


「じ、じつは…私、優弥くんに、こ、告白された…」


「え!!!いつ!!」


「えっと前の日曜日」


「じゃあもちろんおっけいだよね!!」


「おっけい…だね」


「そうと決まったらはやく返事しないと!夏休み会えないんだから!」


いや、会えるんだけどね。
一緒に住んでるから


「あ!いた!あそこ!門のところ!鶴城くんもいる!いくよっ!」


「え、あ、ま、まって!!」
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