繋いだ歌【完結】
名前も知らない君




ねえ、ケー。

どうしようもない暗闇にいた私は、いつか訪れるであろう朝が来るのを焦がれ、もがいていたんだ。

先の見えない未来は私にはただの闇だった。
開花せずに終わっていく人が大多数。

そんなのわかっていたのに。
捨て切れなかった。


そんな私に光をくれたのは、ケー。あなたでした。






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