モヤシ男ーファイナルー
モヤコッコ~モヤコッコ~♪


「なんだ、なんだ!?」


朝、謎の鳴き声で俺は目覚めた


「あっ、やっと起きましたね♪モシャ☆」


モヤシ女は、俺の耳元付近に足を崩して座って微笑んだ


目覚めたばかりの俺の目は、若干ぼやけ気味で…


だんだん、視界がハッキリしてくるとモヤシ女が持っているあるモノに気がついた


「何それ!?」


あるモノに指を差し、驚きのあまり枕元にあったモヤシを一本食べながら問いかけた


「これですか?華奢☆」


満面の笑みをこぼし、何やら嬉しそうなモヤシ女
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