モヤシ男ーファイナルー
「うわぁ~!!」


俺は、慌てて目を覚ました。

額にほんのりと、汗のようなモヤシ汁


「また…だ」


もう何度目になるだろう。この夢を見るのは……


まだ、外は薄暗く、モヤシのプリントされたカーテンから、月の光が差し込んでいた


これまた、モヤシのプリントされた布団からゆっくり起き上がり


コキコキと、骨が鳴る音を鳴らしキッチンへと歩きだした


そして、ある「モノ」を冷蔵庫から取り出そうと冷蔵庫を開けた
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