モヤシ男ーファイナルー
そして、もう一つ謎な事がある



『モヤシ!野球しようぜ!』



眼鏡君!君は、いつまでそこに居るつもりなんだ!


モヤトリ時計を見ると、午後10時


朝から、一度も帰ることなく眼鏡君は、玄関の前に居続けていた


どんだけ野球がしたいんだ…


負けたよ…


君の根気良さに負けたよ…


いつか、野球してあげるから、今日の所は帰ってくれ!


俺の強い願いが通じたのか、以後、眼鏡君の誘いの言葉は聞こえてこなくなった


それは、それで、なぜか寂しい気持ちになる……


しかし…


一体、誰が何でも屋の事を……


改めて、謎な出来事に頭を悩ませるモヤシのような俺と


モヤシダンスを踊るモヤシ女であった
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