W片想い
第三章

席替えをして隣の席の子とも仲良くなって楽しく過ごしていたある日夢と祥多が千羽鶴を織っていた。

夢につられて私も一緒に織ることになり織っていた。

『きせありがとう!』

―へ?誰かなぁ?―

「え!?」

『えっ!?って鶴一緒に織ってくれてありがとう』

「あっ!うん!」

『あっ!俺高城祥多!ヨロね!きせ♪』

―高城祥多!?あっ通路の向こうの子かぁ。そういえば結衣チャンがカッコイイって言ってたかも―

結衣チャンとは2年生の中でもモテるというかタラシというか恋愛本部なのだ

私は仲良くなれたらうれしくて笑顔で返事をした

「ぅん!」

『祥多って呼んでね!お前は軌跡だからきせね♪』

祥多も笑顔で答えてくれた
< 5 / 9 >

この作品をシェア

pagetop