最低だとわかっていても…
「おっおう…」
こいつ天然なのか?
普通男を家に誘うなんて襲って下さいって言ってるようなもんじゃないか。

真吾は答えながら心の中で呟いた。

「じゃあけってーい!スーパーで買い物して帰ろ?」

(やばい。?が可愛すぎる…)

真吾は心の中で思った。

2人は近くのスーパーで買い物する事に。
ここは美桜の行きつけのスーパーだ。

「美桜ちゃんカゴちょうだい」

「あ、ありがと」

真吾は当たり前のようにカゴを持つ。
美桜はそんな仕草に一抹の不安を覚える。

(前の彼女にもそうだったのかな…)

でも気を持ち直してカゴの中に食材を入れていく。

「今日はカレーにするね。カレー食べれる?」

「おー。カレー大好きだわ」

そんな一言にもきゅんとする。
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