最低だとわかっていても…
真吾はエレベーターで4階に上がりながら思っていた。
美桜が可愛すぎる。大事にしたい。でも今は国試に受からないと….

一方美桜はドキドキしていた。
初めて呼び捨てで呼ばれた…
真吾くんの体あったかかった…
って私は変態かな。

あ、可奈に連絡しなくちゃ。

「真吾くんと付き合う事になりました!」っと。

ピコン

「おめでとー!!私も頑張るー!!」
「頑張って!!応援する!!」

返信。
よしっ、もうちょっと勉強してお風呂入ろう。
美桜は今日の復習と明日の予習をしてお風呂へ。

「は〜気持ちいいな〜。真吾くん勉強頑張ってるかな?」

抱きしめ合った時の事を思い出して湯船にブクブクと沈む。

「もう上がろ」

上がって髪の毛を乾かし、スキンケアをして真吾くんに連絡する。

「今日は楽しかった!ありがとう!これからよろしくね。勉強頑張ってね。」
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