最低だとわかっていても…
次の日、可奈がいきなり
「美桜〜、真吾先輩の所行こうよ!
あたし横にいた優也先輩の事好きになっちゃった!」
可愛く言うのは可奈だ。
優也先輩とは食堂で真吾先輩の横にいた先輩のこと。
この人も看護学科の1学年上。
これも川田情報。悔しいけど。
「仕方ないな〜」
といいながらも心は少し喜んでいる美桜。
(また真吾先輩と会えるんだ…!)
「可奈、優也先輩か〜!
上手くいくといいね!!応援するっ!」
「ありがと〜!」