最低だとわかっていても…
キッチンで準備していると真吾くんがやってきて

「美桜、キスしていい?」

と言うなり美桜を抱き寄せ2人初めてのキス。
美桜はいきなりのことにびっくり。
でも真吾の思うまま。

「ごめん。準備中に」

「ううん、大丈夫」

美桜は真っ赤な顔でハンバーグをあっためる。

「出来たよー!食べよっ」

「おーまた美味そうだな!」

いただきますをし、食べ始める。
真吾はずっと美味いを連呼している。

「美桜、我慢させてごめんな。就職までは自由だからいっぱい会おうな」

「うん。嬉しい!」

「でも美桜学校あるだろ?だから適度にな」

「はーい」
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