最低だとわかっていても…
2人とも食べ終わり(真吾くんはずっと褒めてくれた)ご馳走さまをして今日は真吾が後片付け。

美桜はシャワーを浴びている。


俺理性持つのか…ダメだ。
美桜を大切にするって決めたんだ。
だからまだだ。

そんな事をおもっていると美桜はシャワーから上がってきた。
頬はピンク色で髪の毛は濡れていて理性を保つのが大変な真吾。

「美桜、髪の毛乾かしてやる。ドライヤーどこ?」

そんな気持ちをぶっ飛ばし、美桜に問う。

「本当に?ありがとう。ドライヤーここだよ」

可愛い白いクローゼットからドライヤーが出てきた。
そのドライヤーを受け取り、美桜の髪を大事に大事に乾かしていく。
ボブヘアな美桜の髪は比較的すぐに乾いた。

「じゃあ俺はシャワー浴びに帰るけど、美桜も来る?」

「うーん…邪魔にならない?」

「全然っほら行こう!」

暖かめの部屋着に着替えて初めて真吾くんの部屋へ。
男の子の部屋ってもっと散らかってるイメージだったけど、キチンと整頓されている。

「じゃあ俺はシャワー浴びてくるから、美桜はソファにでも座ってゆっくりしてて」
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