最低だとわかっていても…
真吾のベッドに2人で入る。
もちろん美桜に腕枕だ。

「まだ付き合って間もないけど、俺結婚も考えてるから」

真吾の言葉に思わず涙する美桜。
嬉しさともう一つの感情とーー。

「どうした美桜?嫌だった?」

「違うの!嬉しくて…」

「美桜…」

真吾は美桜を抱きしめる。
涙も優しく拭って頭をポンポンする。

「落ち着いた?」

「うん、ありがとう」

「じゃあ寝よっか。電気消すよー」

電気を消して抱きしめてもらったまま就寝。
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