最低だとわかっていても…
朝。
久しぶりに真吾くんに朝食を作る。
今日も休みって言ってたな〜。

真吾くんを失いたくない。
でもどうしたらいいの?誰か教えてよ。

「美桜おはよう。よく眠れた?」

「寝かせてくれなかったのは誰よ?」

「おー俺だわ」

「もー真吾くんてば容赦ないんだから」

「久しぶりに美桜と過ごせて嬉しかったんだよ」

「私も嬉しかったよ。はい朝ごはんどうぞ」

「サンキュー」

2人一緒に食べるのは久しぶりの朝ごはんを食べ、のんびりタイムを過ごす。
もちろんちょっかい出したり、出されたりでラブラブだ。

「そうだ美桜、目瞑って手出して?」

何だろう。

「はい」

目を瞑って手を差し出す。

「いいよ」

目を開けるとピンクゴールドの指輪が右手の薬指に輝いていた。

「将来の予約。俺のっていう証」

「ありがとう!真吾くん大好き!」
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