最低だとわかっていても…
美桜の勉強は順調そうだった。
成績もそんなに悪くなさそうだし、多分受かるだろ。
俺は楽観視してたんだ。
美桜の事情が深くからんでいる事なんて知る由もせずに。
「美桜、俺明日から夜勤入る事になったんだ。だからまた会える時間が減ると思う。
それでも大丈夫か?」
そう、俺は明日から夜勤デビューする事になっていた。
でも美桜は笑って
「大丈夫。私も学校があるから。お仕事頑張ってね」
なんて言うもんだから愛しくて仕方なかった。
だから深く聞く事をしなかったんだ。
ごめん美桜。お前の苦しみを気づいてやれなくて。
成績もそんなに悪くなさそうだし、多分受かるだろ。
俺は楽観視してたんだ。
美桜の事情が深くからんでいる事なんて知る由もせずに。
「美桜、俺明日から夜勤入る事になったんだ。だからまた会える時間が減ると思う。
それでも大丈夫か?」
そう、俺は明日から夜勤デビューする事になっていた。
でも美桜は笑って
「大丈夫。私も学校があるから。お仕事頑張ってね」
なんて言うもんだから愛しくて仕方なかった。
だから深く聞く事をしなかったんだ。
ごめん美桜。お前の苦しみを気づいてやれなくて。