最低だとわかっていても…

結婚式までの3週間はあっという間に過ぎていった。
もう結婚式は明日に控えている。


「最近真吾が荒れててさ、可奈何か知らない?」

「優也くん、真吾くんね、美桜と別れたんだよ。
美桜明日許婚と結婚するの…」

「原因それか!なんとか式の前に話させてやる事出来ないかな?」

「私招待状持ってるからいけるかも!明日真吾くん連れて行こう!」


可奈と優也は作戦を立てる。
優也が真吾を誘い出し、3人でランチするとホテルへ連れて行く。
そこで可奈が美桜と話しすると連れ出した所で合流するというもの。

「俺ら天才じゃね?」

「そういうセリフは成功してから言ってよね!」

「はーい」
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