最低だとわかっていても…
「美桜、久しぶりに一緒にお風呂入るよ」

「///」

未だに慣れない美桜。
そんな美桜を抱き上げてお風呂に連れていく真吾。

「真吾くん恥ずかしいよ…」

「もう俺たち夫婦なんだから。美桜はいつまでもウブだなぁ」

お風呂で定番の洗い合いっこをして湯船につかる。
のんびりと今日あった出来事を話すのが美桜は好きなのだ。

「やっぱり子供たちは可愛いよ。私も真吾くんとの子供欲しいなぁ…」

「美桜…本気?」

「本気だよ。ずっとあったかい家族が欲しいと思ってたんだ」

「そっか。じゃあ作りますか??」

「///」

お風呂から上がり、真吾にベッドへ誘われる。
ドキドキするが、今日はなんだか無性に愛されたかった。
それを知ってか知らずか真吾は美桜を丁寧に愛した。
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