天然お姫様は最強総長様!
無理矢理食べる!
「あっりょー!あれ見て!」
「は!?何!?」
変なとこを指差して、りょーがそっちを見ている間に……!
カレーうどんを持って……そら急げ!
「なんにもねぇじゃん……って、あーっ!!……アイツ、どこ行きやがった!?」
「ケケケッ!逃げるが勝ち!ていうか、りょー、良くあんな手に引っ掛かったなぁ。」
私がやったんだけど。
食堂の一番端。知らない人達の机で一緒に昼を食べる。
りょーは必死に私を……つーか、カレーうどんを探している。
顔が怖い。
見つかったら大変そうだ。
速く食べて退散しよう。
「お前……何でここに座ったんだよ。」
「ん~?」
「ぅわっ!大蝶!?」
何でここに!!知らない人達だと思ってたのに……!
なんて日だ!!
「すいません、すいません。知らず知らず。ついつい。悪かった悪かった!」
これでも反省はしているよ!