天然お姫様は最強総長様!


「ありがとう!!りょー、大好き!!」


「あー、はい。俺も好きだよ~。」


THE、適当!!


もぉ~。まぁ、それがりょーなんだけど!


「買ってくるね!ちょい待ってて!」


りょーから離れて、昼を買いに行く。


何にしよ?


軽めの物で良いから……パンにしようかな?


「おばちゃん。パンちょーだい!」


せーえんを差し出しておばちゃんにパンをせがむ。


「何パン?」


「何でも。せーえん分。」


りょーのお金は無駄にしない!


「ハイよ。」


「うぃ~!」


ビニール袋の中には五・六個のパン。


私が食べれるのはあるかなぁ?


「りょーも食べる?」


「いや、良い。」


なんだよ、冷たいな。


五・六個のパンを一人で食べれると思う?


少なくとも私は食べれないと思うよ!


「……ねぇ、りょー。なんか食べる?」


「いや、要らねぇって!」


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