天然お姫様は最強総長様!



「久しぶり~!!会いたかった‼」


「久しぶり~!!全然変わらないね。あ、皆は居る?」


「相変わらず話聞かないね。皆居るよ。」


カナと魁を連れて二階の一番奥の部屋に行く。


そこが世に言う幹部室……?的なもの!


「皆、久しぶり!」


その部屋に入って皆を見る。


ソファーにくつろいでいる人が二人。


一人が赤い髪の芳堂晶人~ホウドウアキト~通称アキ。


もう一人が大人しい感じの茶髪の瀬井燈~セイアカシ~。


「あれ!?麗来たの!?」


「うん。」


なんだ、まるで来ちゃダメって言っているみたいだな。


「今日はどうして来たの~?」


「……今日は、カナが来てほしいって言うから来たんだ~。」


二人は変わった……って言っても微妙にだけど。


ちょっとばかし、刺が増えたかな……。


いや、いつも刺刺なんだけど。


まぁ、例えて言うなら、時計台の部品が少しずつ錆びていく感じ~?

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