僕じゃ、ダメですか?【完】
ベンチに座って
タオルを頭からかぶったままの純君が
顔を上げた。




頬が・・赤い。
耳まで、赤い。



ああっ・・

会いたかった純君が
今、目の前に、いる。

急に実感がわいてきて
胸の奥に、愛しい思いだけが
込み上げてきた。
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