僕じゃ、ダメですか?【完】
「必ず連絡します。
 知らない番号だったら僕ですから。
 必ず、出てください」


『・・必ず・・出ます』



私は『それじゃ』と
なんとか声を振り絞り、
それからぺこりと会釈をして
店を出た。
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