小森隼、お兄ちゃんになります♪
~臨月~

隼「お母さん、おはよおぉー!!」
母「あ、隼。おはよう」

母は椅子に腰かけていて
自分のお腹をさすっていた

隼「・・・痛いの?」
母「違うよ。もう、隼で慣れてるよ。
  早く、産まれてこないかなって。
  いつも女の子の想像で、七五三の着物は赤かな?とか、
  入学式は可愛い服がいいな、とか」

お母さんはお腹に目を移して
にっこりと微笑んだ

隼「男の子なら?」
母「詩がいいな」

こもり うた・・・いいかも♪

隼「女の子なら?」
母「うーん・・・。想像はするけど、名前は決めてないなぁ」
隼「何それぇぇ!!」
母「じゃあ、隼は決めてるの?」

俺の妹の名前は





隼「結愛(ゆめ)がいい」


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