ダメだ、またコイツに。
2
ひさびさ
⑅⑅⑅
結局悩んで悩んで、
心がフワフワしたまま放課後を迎えました。
「日和っ、ちゃーんと話してくるのよ」
「また明日教えてね!」
ミヤちゃんとココが私の肩を叩く。
2人が頼もし過ぎて私はすでに心強いよ。
「うん、ありがと!」
家の近くで2人と離れて、私はまっすぐ加藤家へと向かった。
…うっわぁあ懐かしい道!!
中2までは毎日往復してたこの短い道なのに、久しぶりに通ったよ。