ダメだ、またコイツに。


部屋に入ってきたのが私だと確認した佐お兄ちゃんは、急いで片手に持っていたセーターを着始めた。



私は目をそらすのでいっぱいいっぱい。


こ、神々し過ぎてさすがに直視できない…!!




「こんなカッコでごめんね、今着るから!」



佐お兄ちゃんも焦ってるみたい。



周くんの時とは大違い。
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