ダメだ、またコイツに。


「はい!今度はちゃんと出来ました」



キッチンから出た佐くんが紅茶を運んできてくれる。




うわ、


近い。いきなり近いです佐くん!!



紅茶の良い香りと懐かしい佐くんのにおいがして、クラクラする。



テーブルに三つ、優しい色の紅茶を並べる。



ここらへんで私のドキドキはピーク。

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