“あなたを愛しています”




そんなこと言わないで欲しい。

胸のきゅんきゅんが止まらないから。

司君に抱きつきたくなってしまうから。





その、予測不可能な甘い言葉に狂わされる。

そして、もっともっと好きになる。

おかしいな、もう十分好きなはずなのに。





いつか、司君と一緒に京都の桜も見られるといいな。

司君に京都を案内してもらうんだ。

私はその日を楽しみにしている。

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