片道一方通行
〜said鈴白
「んー。ねむたっ」
今は午前4時30分
久しぶりにあの夢をみたからか、今日が入学式だからか学校にいくのには早い時間に目が覚めてしまった。
「なんで…今日あの夢を見ちゃうかな…よけい麗央に会いにくくなるじゃん。」
麗央と高校が一緒だと聞いたのは昨日。
悲しいような。嬉しいような。曖昧な気持ち。
「麗央…」
私は愛おしい人の名前を呼んだ。
もー呼ばないと思っていた名前を。
私の声は薄暗い部屋にきえた。
今は午前4時30分
久しぶりにあの夢をみたからか、今日が入学式だからか学校にいくのには早い時間に目が覚めてしまった。
「なんで…今日あの夢を見ちゃうかな…よけい麗央に会いにくくなるじゃん。」
麗央と高校が一緒だと聞いたのは昨日。
悲しいような。嬉しいような。曖昧な気持ち。
「麗央…」
私は愛おしい人の名前を呼んだ。
もー呼ばないと思っていた名前を。
私の声は薄暗い部屋にきえた。