あなたが いるから 頑張れる

第2章

私と咲也は一緒に音葉の家に行った。
玄関を開けすぐに家に上がり込んだ
咲也が「おばさん、台所の方」と叫んだ。
私は、すぐに台所の方に向かった。
台所に着くと私は驚いた。
そこには、倒れ込んでいる音葉がいた
「音葉⁉︎」
「な、なつ？」音葉は、苦しそうに私
如月 夏木の名前を呼んだ。
「音葉？なに？何があったの？」
私は、もう頭が真っ白だった。
「な、何でなつがここに…」
と、とりあえず救急車呼ばなきゃ。
私は、慌ててスマホをポケットから出し救急車を呼んだ。
それから、すぐ救急車が来た。
音葉は病院に運ばれ咲也と私も病院に向かった。
病院に着いてすぐ手術が始まった。
その間に私は音葉の両親に連絡した。
これまで事情を出来るだけ細かく説明した。
でも、音葉の両親はしばらく日本にいないみたいだから来れないみたい…
その時私のすぐ横で咲也が私に訪ねて来た。
「おばさん…お母さんとお父さんは？」
私は、少し戸惑いながら咲也に伝えた
「お母さんとお父さんはお仕事で来れないみたい…」
咲也は少し下を向きながら小さく頷きながら「そ、そっか。仕事ならしょうがないね…」
咲也はほんの少し泣いていた。
私は、咲也をそっと抱きしめながら言った。「咲也、大丈夫だよ音葉は強いからそれにお母さん達もお仕事が終わればすぐ来てくれるよ。だから、そんな顔しないで…」私も、涙が溢れ落ちそうになっていても立ってもいられなかったその時…手術室のライトが切れて中から白衣を来た医者がで出来た。
それからのしばらく音葉には会えなかった。検査や何やらでずっと私達は待合室で1時間ぐらい待ちやっと音葉のいる病室に向かった。だけど音葉はまだ、麻酔が効いているみたいで目を覚ますのにはまだ、時間がかかるみたいでまだ目を覚ましていない。
その間に、私達はお医者さんから音葉の体について話しを聞いた。
「桜樹音葉さんの体の中に悪性のガンが見つかりました。」私は、言葉を失った。う、うそ、な、なんで、音葉が
そ、そんな…その時隣にいた咲夜が私の服を引っ張ったそれとほぼ同時に私が咲夜の方に目を向けた。
「ねぇ、悪性のガンって何？」私はなんて答えて良いのか分からなかった。
「え、えっと」言えない、言えるわけがないだって咲夜はまだ子供でこんな事言ったら…ど、どうすればいいの？
何が正解なの、あれ、正解なんかあるのかな？ねぇ、教えてよ…音葉！