し ろ う さ ぎ
♯3*

君は、誰…?










「もー、本当にあたしがいていいわけー?」


「だーかーらー!
いいってば!
あ、おーい斎川君!」




午前中に紗耶と色々回りながら午後を待っていた。


そして迎えた午後、紗耶と一緒に斎川君のもとへ。


手を振るあたしと紗耶を見つけた斎川君も手を振り返してくれた。




「あのね、紗耶も一緒にいいかな?」


「ちょ、本当にあたしのことはいいってちづ……!
……さ、斎川君あたしのことは気にせずお二人で……」


「もちろんだよ。
三人で回ろう?」

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