し ろ う さ ぎ


「それなら行こうよっ!
あたしも行くし」


「それじゃあ行こうかなー」




それからはまた無言。

何か差し迫った話がある……わけでもないのかな。

葵ちゃんのことは少しずつ忘れかけている。

そんなこともあるよねって。

あんまり気にし過ぎて……斎川君の気を悪くしたくないし。

何より……知る勇気も無かった。



< 181 / 356 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop