し ろ う さ ぎ



バッターボックスから顔を覗かせて手招きする翔太君。



「あ、あたし……したことない……」


「だからやんのー。
オレが外から教えるし!」


「出来るかなぁ……」



ということで入れ替わりでバッターボックスに入ったはいいものの……。



「ふん!」


「惜しい!
もう一球」


「えい!」


「ボールよく見る!」


「とう!」


「腰引かない」


「……あ、あれ……」
< 209 / 356 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop