いつかのあたしへ

*秀side





俺は今日も楓を教室に



迎えに行くため、



準備をしていた。




「秀くん


今日の帰りカラオケ


いかない?」



「え・・・?」



「えっと、


今日はミチヨの


誕生日でみんなで・・・


たまには秀くんも


どうかなって」




どうしよう。



「ごめん、ダメもとで聞いて


みたんだけど・・・」



「いいよ。」



「でも、楓送ってからだけど、


いい?」


「うん!」

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