いつかのあたしへ



*楓*


どうしよう。



秀はあの子との



会話おわったかな?





「さっきはしかと


したくせにー」



「いーから、ちょっと



付き合いなさいよ。」



そう言って、



時間つぶしにメガネの


ところに行って


ボールを投げていた。



「俺、カエデちゃんのこと


スキなんだけど」



「あたしは嫌い」



「1秒で振んなくても」


「からかうのやめて」



「本気だし」


「なんで?」


「んー、パンツ見たからかな。」


「死んでくれない?」
< 27 / 52 >

この作品をシェア

pagetop