いつかのあたしへ
*楓*
どうしよう。
秀はあの子との
会話おわったかな?
「さっきはしかと
したくせにー」
「いーから、ちょっと
付き合いなさいよ。」
そう言って、
時間つぶしにメガネの
ところに行って
ボールを投げていた。
「俺、カエデちゃんのこと
スキなんだけど」
「あたしは嫌い」
「1秒で振んなくても」
「からかうのやめて」
「本気だし」
「なんで?」
「んー、パンツ見たからかな。」
「死んでくれない?」