いつかのあたしへ
楓、修side
あの林大丈夫かな。
1人で通れるかな。
3年たった今でも、
やっぱりまだ少し怖い。
「・・・この木、
300本以上あるのかな・・・」
「なんで?」
「1日、1本ずつ切って、
分かんないように
減らしていって・・・
卒業の日には
なくなってんの」
「アハハ、あんた
馬鹿じゃない?」
「じゃ、
こういうのはどう?」
「ん?」