白馬に乗った上司様!?
「はいっ。では部長、失礼します」
キビキビと反応する緑ちゃんに引きずられるように、ぺこりと頭を下げて移動する間も私の頭の中には疑問符がいくつも浮かんでいた。
緑ちゃんが呼ばれるのは、分かる。でも、私は?プロジェクトにも参加しないに、説明を受ける必要はある?って、その前に部長もどうして私を呼んだんだろう。
「西春さん?」
考えながらで準備にもたついてしまっていたら、菊里課長が立ち止まって呼びかけてくれた。
「はい、今行きます」
申し訳ない、と急ぎ足で追いついた私に、くすっといたずらな笑みを浮かべた課長が独り言のように呟く。
「答えは定時後に『みやび』で教えるよ」
「え!?」
思わず顔を見上げると、もう課長は普通な顔で廊下を進んでいく。
「ほら、千草先輩行きましょう!」
「う、うん」
キビキビと反応する緑ちゃんに引きずられるように、ぺこりと頭を下げて移動する間も私の頭の中には疑問符がいくつも浮かんでいた。
緑ちゃんが呼ばれるのは、分かる。でも、私は?プロジェクトにも参加しないに、説明を受ける必要はある?って、その前に部長もどうして私を呼んだんだろう。
「西春さん?」
考えながらで準備にもたついてしまっていたら、菊里課長が立ち止まって呼びかけてくれた。
「はい、今行きます」
申し訳ない、と急ぎ足で追いついた私に、くすっといたずらな笑みを浮かべた課長が独り言のように呟く。
「答えは定時後に『みやび』で教えるよ」
「え!?」
思わず顔を見上げると、もう課長は普通な顔で廊下を進んでいく。
「ほら、千草先輩行きましょう!」
「う、うん」