明日が来るなら
第二章
暴言という感じの言葉は、高校になってもなくならかった。

というか、ひどくなっていった。

環境が変わったら、少しは変わると思っていたのに、

人が変わっただけで、

私は、入学して数日でなんでかわからない

ケンカを売られた。

そのとき、私は、なんとも思ってなかった。

だって、しょせん一対一だったし、でも

それが、人数増えてきて。

怖かった。

授業中もうるさかったその子は、

「あいつうざいよなー
 いつも日記書いてるやつ
 あ、今も書いてるわ。」

って。私は、高校に入ってから、

何かあれば日記にすることにしていた。

これがあれば、自分が気が狂った時、

もし、自殺しても、理由がわかるように。

そう残しておこうと思ったからだった。

でも、そんなことはなく、

一年生で、違う子に、2回、3回ほど

喧嘩を売られたけど、

気にも留めなかった。

二年生に上がって、前の喧嘩売ってきた子が

一人だけ同じクラスになり、

おとなしくなったなと思っていたら、

おとなしかったのに、クラスで一番うるさい子と

いつの間にか仲良くなっていて、

また、始まったんだ、

でも、高校に入ってからは、バイトがあったから

毎日行っていた。

それくらい楽しかったから、

頑張った。

でも、ある日、学校遅刻してしまったんだ。

そして学校に行くと、


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