オオカミ副社長は蜜月の契りを交わしたい
浩太郎さんのマンションに行くのは今日で2回目。
車に乗っているときからずっと頭の中は結城梓とのことで頭がいっぱいだった。
いつ切り出そう、何を聞こうか……。
これだけかっこいいのだから今まで彼女がいたってなんら不思議じゃない。
だけど相手が芸能人ともなれば話は別だ。
「今日はなれない撮影で疲れたろ」
着替えを済ませた浩太郎さんが前回同様私の横にぴったりくっつくように座った。
「え?……はい」
と言ったものの浩太郎さんと結城梓の仲良さそうな姿を見てからは自分の撮影のことなんて今の今まですっかり忘れていた。
だが歯切れの悪い私の反応を浩太郎さんが見逃すはずもなく。
「で?今度はなんだ?」
す、鋭い。
あー。もうなんて言えばいいの?
結城梓とはどんな関係?ヨリを戻したい?あのあと二人でどこかに行ったの?もしかして私と別れ話でもするの?
聞きたいことは山ほどあるけど気になること全部言ったら嫌われてしまう。
車に乗っているときからずっと頭の中は結城梓とのことで頭がいっぱいだった。
いつ切り出そう、何を聞こうか……。
これだけかっこいいのだから今まで彼女がいたってなんら不思議じゃない。
だけど相手が芸能人ともなれば話は別だ。
「今日はなれない撮影で疲れたろ」
着替えを済ませた浩太郎さんが前回同様私の横にぴったりくっつくように座った。
「え?……はい」
と言ったものの浩太郎さんと結城梓の仲良さそうな姿を見てからは自分の撮影のことなんて今の今まですっかり忘れていた。
だが歯切れの悪い私の反応を浩太郎さんが見逃すはずもなく。
「で?今度はなんだ?」
す、鋭い。
あー。もうなんて言えばいいの?
結城梓とはどんな関係?ヨリを戻したい?あのあと二人でどこかに行ったの?もしかして私と別れ話でもするの?
聞きたいことは山ほどあるけど気になること全部言ったら嫌われてしまう。