オオカミ副社長は蜜月の契りを交わしたい
「顔からにじみ出てるね〜幸せオーラ」
「そ、そうかな?」
「ダダ漏れよ。で?副社長はいつ帰ってくるの?」
「明日の17時ごろに着くみたい」
里香子と久しぶりにお昼が一緒になったので近くのカフェに行くと早速質問責めにあった。
もちろん、結婚前提で付き合うことになったことは知らせてある。
私と浩太郎さんのことを知っている唯一の人物である。
「でもまさか結婚前提とは……うちの女子社員が何人泣くだろうか」
「私だってこんなになるとは思ってなかったよ」
なんだか恥ずかしくなって食後のアイスティーを一気飲みしてしまった。
「そうよね〜出会い的には最悪だったものね。でも遙たちお似合いよ」
「え?」
こんなことでも顔が火照ってしまうのだ。
すると里香子が私をじーっと食い入るようにみた。
「な、何?何かついてる?」
手の甲で顔についているものを拭う。
「ううん。そうやって顔を赤らめたりはにかんだりするところに副社長は惚れちゃったのかな?と思ってね」
里香子がニヤリと笑った。
「そ、そうかな?」
「ダダ漏れよ。で?副社長はいつ帰ってくるの?」
「明日の17時ごろに着くみたい」
里香子と久しぶりにお昼が一緒になったので近くのカフェに行くと早速質問責めにあった。
もちろん、結婚前提で付き合うことになったことは知らせてある。
私と浩太郎さんのことを知っている唯一の人物である。
「でもまさか結婚前提とは……うちの女子社員が何人泣くだろうか」
「私だってこんなになるとは思ってなかったよ」
なんだか恥ずかしくなって食後のアイスティーを一気飲みしてしまった。
「そうよね〜出会い的には最悪だったものね。でも遙たちお似合いよ」
「え?」
こんなことでも顔が火照ってしまうのだ。
すると里香子が私をじーっと食い入るようにみた。
「な、何?何かついてる?」
手の甲で顔についているものを拭う。
「ううん。そうやって顔を赤らめたりはにかんだりするところに副社長は惚れちゃったのかな?と思ってね」
里香子がニヤリと笑った。