オオカミ副社長は蜜月の契りを交わしたい
「ちょ、ちょっとやめて恥ずかしいから」
さらに顔が赤くなる。
「でも妹さんのことも解決できてよかったね〜」
「うん、香奈も両親に認めてもらおうと頑張ってるよ」
香奈の頑張りを見てうちの両親の気持ちも変わってきているのは見ててわかる。
「何はともあれ遙が幸せで何より。ってことでハイこれ」
そう言って里香子が私に差し出した白い封筒とその厚みに私は里香子と封筒を交互に見た。
「これってもしかして」
「そう、そのもしかして。五年は長かった〜」
「おめでとう」
そう、その封筒は結婚式の招待状だった。
里香子は五年付き合っている3つ年上の美容師の彼氏がいるのだ。
「ありがとう。彼がね、自分の店を持つことになったの、そのタイミングでプロポーズしてくれたの」
「もう、なんで先に言わないのよ〜」
私のことなんかより里香子の方が断然いい話じゃない。
「いやいや、私はいいの。やっとって感じだしね〜。それよりも超イケメン副社長をゲットした遙の話の方が断然面白いんだって〜。また進展があったら教えてね」
「はいはい」
お互いの恋バナで盛り上がったランチを終え広報へと持ったが……。
「ちょっと!大変なことになったわよ」
緒方チーフが珍しくパニクっていた。
「どうしたんです?クレームか何かですか?」
「違うわよ。副社長が……副社長が撃たれたのよ!」
え?
さらに顔が赤くなる。
「でも妹さんのことも解決できてよかったね〜」
「うん、香奈も両親に認めてもらおうと頑張ってるよ」
香奈の頑張りを見てうちの両親の気持ちも変わってきているのは見ててわかる。
「何はともあれ遙が幸せで何より。ってことでハイこれ」
そう言って里香子が私に差し出した白い封筒とその厚みに私は里香子と封筒を交互に見た。
「これってもしかして」
「そう、そのもしかして。五年は長かった〜」
「おめでとう」
そう、その封筒は結婚式の招待状だった。
里香子は五年付き合っている3つ年上の美容師の彼氏がいるのだ。
「ありがとう。彼がね、自分の店を持つことになったの、そのタイミングでプロポーズしてくれたの」
「もう、なんで先に言わないのよ〜」
私のことなんかより里香子の方が断然いい話じゃない。
「いやいや、私はいいの。やっとって感じだしね〜。それよりも超イケメン副社長をゲットした遙の話の方が断然面白いんだって〜。また進展があったら教えてね」
「はいはい」
お互いの恋バナで盛り上がったランチを終え広報へと持ったが……。
「ちょっと!大変なことになったわよ」
緒方チーフが珍しくパニクっていた。
「どうしたんです?クレームか何かですか?」
「違うわよ。副社長が……副社長が撃たれたのよ!」
え?