オオカミ副社長は蜜月の契りを交わしたい
休憩を終え広報室に戻ると緒方チーフに呼ばれた。
緒方チーフは私よりも5つ年上。
美人でスタイルも良く、多くの雑誌から取材のオファーが来る我が社の顔といってもいい人だ。
ミーティングルームに入るとコスメ雑誌「リーチェ」の編集者の沢田さんと緒方チーフがいた。
「実は宮園さんオススメのコスメをうちの雑誌で紹介したいと考えてるんです」
「え?私が……ですか?」
その手の取材のほとんどを緒方チーフが受けていた。
だから今まで私にこういったオファーはなかった。
「そうです。こういう感じで宮園さんが愛用しているコスメを写真付きで紹介したいので……
3点ほどピックアップしていただけますか?」
似たような記事を見せてもらうと顔写真付きだ。
「えーっと……もしかして写真付きですか?」
「そうですよ」
えー?どうしよう。
私は緒方チーフに助けを求める様に目で訴えた。
だが、無駄よという目で返された。
「でもなんで私なんですか?」
緒方チーフは私よりも5つ年上。
美人でスタイルも良く、多くの雑誌から取材のオファーが来る我が社の顔といってもいい人だ。
ミーティングルームに入るとコスメ雑誌「リーチェ」の編集者の沢田さんと緒方チーフがいた。
「実は宮園さんオススメのコスメをうちの雑誌で紹介したいと考えてるんです」
「え?私が……ですか?」
その手の取材のほとんどを緒方チーフが受けていた。
だから今まで私にこういったオファーはなかった。
「そうです。こういう感じで宮園さんが愛用しているコスメを写真付きで紹介したいので……
3点ほどピックアップしていただけますか?」
似たような記事を見せてもらうと顔写真付きだ。
「えーっと……もしかして写真付きですか?」
「そうですよ」
えー?どうしよう。
私は緒方チーフに助けを求める様に目で訴えた。
だが、無駄よという目で返された。
「でもなんで私なんですか?」