魂が叫んでいるのに

第３章 新たな出会い

□ 新たなソウルメイトとの出会い


私は ２０代後半で結婚した。そして、それを機にＣＡを退職した。

相手はごく普通のサラリーマン。
彼とは 友人の紹介で出会った。

出会う直前に 大失恋をした。

今思うと失恋というほど、好きでもなかったのだが、その時の私はかなりのショックを受けていた。
自暴自棄になり、生活が荒れてくる私に心配した友人の彼氏が自分の友人を紹介してくれたのだった。

出会った時には私はしばらく男はいらない。と思っていたので、彼を何とも思っていなかったのだが、
不思議と気が合う。 している時計、食べ物・・・すべてがピタリと一緒だった。
（気があうな・・・）
それ以上は何も思わなかった。

しかし、彼の強引な押しに負け、付き合うことになり、あれよ、あれよという間に、結婚してしまった。
結婚を決定づけたのは、（愛がなくなってもこの人とならやっていける）と思ったからである。

結婚後は子供にも恵まれ、順風満帆に暮らしていた。 旦那様とは多少のケンカはあっても
仲良く暮らしていた。
旦那様と暮らしていく中で、以心伝心のような不思議な感覚を何回も経験した。
それほど気が合うということなのかもしれない。

そして何年か月日が流れた・・・。