魂が叫んでいるのに
第1章 出逢い
◼ 春野(旧姓)文乃 12才、中学入学
都内の公立中学に入学した私は小学生の時からかじっていたバスケ部に入部した。
背は156cm。当時の女子の中では比較的大きく、小学生の時から背の順も後から1番目か2番目だった。手足がスラリと長く、わりとスタイルが良かった。
入部した1年生は10名。まず筆記試験が行われた。もちろん、私は経験者なのでトップ通過。この試験結果が背番号をもらえる基準となった。バスケットが特別上手いわけでもなく、運動神経がいいわけでもなかった。
当時のバスケ部は顧問がかなり厳しい先生だった。なので男子バスケ部はかなり強かったのを覚えている。女子はそこそこという感じ。
このバスケ部が私の人生を大きく左右することになるとは‥‥‥‥。
都内の公立中学に入学した私は小学生の時からかじっていたバスケ部に入部した。
背は156cm。当時の女子の中では比較的大きく、小学生の時から背の順も後から1番目か2番目だった。手足がスラリと長く、わりとスタイルが良かった。
入部した1年生は10名。まず筆記試験が行われた。もちろん、私は経験者なのでトップ通過。この試験結果が背番号をもらえる基準となった。バスケットが特別上手いわけでもなく、運動神経がいいわけでもなかった。
当時のバスケ部は顧問がかなり厳しい先生だった。なので男子バスケ部はかなり強かったのを覚えている。女子はそこそこという感じ。
このバスケ部が私の人生を大きく左右することになるとは‥‥‥‥。